【ツボ×白髪対策】冷えは白髪の大敵!冷え性を和らげるおすすめのツボ5選

  1. 白髪の予防・改善方法

この季節気になるのが「冷え」。手や足の先が冷える末端冷え性や外気と室内の温度差による不調などに悩む方も多いですよね?

冷え性が慢性化してしまうと、血流の流れも悪くなって白髪や抜け毛の原因にもなります。今回はそんな冷えを解消するツボをご紹介。簡単にできるツボ押しを利用して美髪を手に入れましょう!

 

1. 冷え症と白髪の関係

女性の8割もの人が悩んでいるといわれる冷え性。そんな冷え性は、次のようなものが原因で起こると考えられています。

・生理周期の低体温期とは別で、体温が常に35度台の低体温の状態
・貧血気味
・血行不良
・自律神経の乱れ
・冷たいものの飲み過ぎ/食べ過ぎによる内臓の冷え

原因にいくつも心当たりがあるという人もいますよね?これらはすべて密接に繋がっているので、実はそれば当然のこと。

ストレスや寝不足の状態では常に交感神経が働くようになり、身体中の筋肉が緊張状態になってしまいます。すると、血管が収縮して血流が悪くなり、低体温を引き起こしてしまうのです。内臓の冷えも貧血も栄養の吸収率を下げてしまったり栄養の運搬効率が下がってしまったりしてしまうため、根本的な解決をしなければ悪循環でさらに冷えやすい体質になってしまいます

体温が常に低い状態では白髪や抜け毛などの症状が現れやすくなります。血行不良によって髪を作るのに必要な栄養が毛根に届かなくなると、黒髪を作るメラニン色素の生成がうまくできなくなるのです。また、冷えによる血行不良は健康な髪を作るサイクルの乱れも引き起こします。すると、ツヤやハリのない髪の毛になってしまうだけでなく、薄毛や枝毛などのトラブルも引き起こしやすくなってしまうのです。

2. 編集部おすすめ!白髪対策に効果的なツボ

冷えは白髪や抜け毛の原因となるだけでなく、免疫力の低下や肌荒れ、便秘などのトラブルが起こりやすくなってしまいます。そんなトラブルを起こさないためにも、簡単にできる対策を続けていきたいですね。サイトでは冷え対策のための食事レシピも紹介していますが、冷え性は食事に気をつけるのと同時にすでに起こっている血行不良の改善も大事になります。

そこで、今回は冷え対策に効果的なツボを5つご紹介したいと思います。自分で簡単に刺激できるツボですので、ぜひ押してみてください!

①陽池(ようち)

場所

手の甲にあるツボが陽池です。ちょうど手の甲を上にし、手首の関節に沿って触るとくぼみがあるのがわかると思います。やや小指側に位置しています。

効能

手や腕のツボには陽池が最適です。体内の血液の流れを良くして、余計な水分を排出する働きもあります。身体が綺麗になると、栄養分も髪の毛に行きやすくなるので、健康な髪を育てることができるでしょう。

ツボの押し方

反対の手の親指を使い、ゆっくりと押しましょう。5回ほど息を吐きながら押します。手のツボは人目を気にしなくとも押しやすいので、通勤中や仕事の休憩時に行うのもおすすめです。

②八風(はっぷう)

場所

八風は足にあるツボです。親指と人差し指、人差し指と中指、中指と薬指、薬指と小指の付け根の間にあるツボです。

効能

足の冷えに効果的です。風邪気味の時や足先の痺れるような痛みなどにも効くので寝る前にしっかり刺激してあげると◎。足が温まらなくて寝られない時にも押したいツボです。

ツボの押し方

親指と人差し指で挟むように押し、指先に引っ張るように刺激します。また、足の指と指の間に手の指を挟み込み、足首を回すことでも八風を刺激でき、なおかつ足先がポカポカ温まります。

③太衝(たいしょう)

場所

足の甲の、親指の骨と人指し指の骨が交じわう場所が太衝です。

効能

イライラした時のストレス解消や冷え性、目の疲れに効果的です。ストレスが溜まると不眠症や精神的不安などは白髪に大敵です。まずはリラックスした気持ちで過ごせるようにツボの力を借りてみましょう!

ツボの押し方

人差し指か親指押しやすい指を使い、ゆっくり10秒くらいかけて刺激します。それを3回くらい繰り返しましょう。

④腎兪(じんゆ)

場所

おへその真後ろ(背骨)から、左右指二本にあるツボが腎兪です。

効能

腎臓に近く、腎機能に働きかけることができるツボです。冷え性や腰痛、むくみにも効果的。また、下半身の重だるい時にも効くといわれているので、特に女性には嬉しいツボですね。

ツボの押し方

腎兪は背中の左右に位置しているので、両手を腰に当て親指の腹を使い刺激しましょう。少し押しにくい場合は、片方ずつ刺激しましょう。また、親指で円を描くようにマッサージしても良いかもしれません。

⑤承山(しょうざん)

膝の裏とくるぶしの中間点とふくらはぎの中心のラインが重なるところにあるツボです。

効能

冷え性の大敵はむくみです。第二の心臓と呼ばれるふくらはぎは、血液を送り出すポンプ作用の働きもあります。むくみを解消することにより、血流の流れも改善します

ツボの押し方

ツボを押す足の膝を曲げます。両手で包み込むようにし、親指を重ねてツボを押します。特に足がだるくなる仕事終わりや寝る前に押すと効果的です。

3. 冷え性を解消する方法〜番外編〜

今回ご紹介したのはツボで冷え性を解消する方法ですが、ほかにも効果的な方法はあります。簡単にまとめてみましたので、参考にしてみてください!

①体を冷やさない

冷えを防ぐには、単純ですが「体を冷やさない」ということが大切になってきます。

夏場でも、薄着や過度なエアコン、冷たい食べ物や飲み物の飲み過ぎなどで身体は冷えてしまうので注意してください。

また、冷えやすい冬場も、しっかり厚着をして冷えないように気をつけましょう。冬場にぜひとも利用したいのが、ホッカイロ。骨盤の中心に位置する「仙骨」という骨を温めると、子宮や卵巣など冷えやすい臓器を温めることができます。また、毎晩のお風呂をシャワーで済ましてしまっているという人も、ちゃんと湯船に浸かることで全身をゆっくりと温めることができます。

身体の「外側」と「内側」。その両方を温めることを意識するようにしてくださいね。

②運動やストレッチをする

運動不足になると体の筋肉は減少し、脂肪が増えます。脂肪は体を冷やすといわれているので、運動して筋肉をつけることも冷え性改善に効果的です。

また、立ちっぱなしや座りっぱなしによるむくみや同じ姿勢による体のコリなども、血液を流す働きを弱める原因となります。お風呂上がりのストレッチや仕事の合間に体を動かすなども心がけてみてください。

③体を温める食べ物を摂取する

冷え性の改善には、体を温めるものを食べるのも効果的。生姜や野菜たっぷりのスープや赤身のお肉などを摂るようにしましょう。逆に砂糖や脂肪分の多いお肉などは体を冷やす作用があります。温かい飲み物でもコーヒーには身体を冷やす効果があるので要注意です。身体を温める食べ物と冷える食べ物については、次の記事を参考にしてみてください!

4. 冷え知らずのカラダとココロが白髪を増やさないコツ

冷え性は血行不良を起こし、白髪をはじめとした様々なトラブルを起こしてしまいます。そんな冷えは、普段何気なくしている習慣が冷える体質を作ってしまっているかもしれません。冷え性に悩んでいるという人は、まずは日常生活を見直してみてはいかがでしょうか?

冷え性の改善には、身体をつくる栄養の摂取や身体の筋肉量を増やすなどのほか、身体を温めたり血流を促進してあげたりということも効果的です。今回ご紹介したツボを刺激すれば、より冷えの解消に効果が期待できますよ。ツボ押しやお風呂などで外側を温めること。食べ物や飲み物で内側から温めること。どちらも大切なので、ぜひ温活を試してみてください!

イライラや焦りなどなにかとストレスを感じてしまうかもしれませんが、たまには身体と心の声をしっかり聞いて自分自身を労ってあげましょう。ゆったりリラックスすることによって、カラダとココロがポカポカに温まり、綺麗なお肌や髪を作る活力になってくれますよ。寒い冬も冷房で冷える夏も、冷え知らずの身体を目指しましよう!

美髪へと導く4つのステップ美髪へと導く4つのステップ

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毎日シャンプーするたび、自然に白髪が染まり、使うほどに髪にツヤと潤いを与えます。

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外出先やお出かけ前に、気になる部分にサッとひと塗りするだけで、簡単に白髪を隠せます。

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白髪と上手く付き合いたい佐藤

毛髪診断士。佐藤は白髪染めシャンプー、コンディショナー、トリートメント&白髪ケアブラシを取り扱うブランド綺和美(スリーエム株式会社)の社員をしております。自身も少し白髪が気になってきた世代です。髪について発信しながら、白髪ケアを中心とした髪について研究中。みなさんの髪にまつわるお悩みをヘアケアメーカー社員として解決していきます。

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