ホームカラーでサロンの仕上がり!?キレイなカラーリングのコツはカラー選びと染め方にあった

  1. 白髪染め
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年齢や日々の生活のストレス等によってどうしても生えてきてしまう白髪。

美容院に頻繁に行ければ良いですが、毎日忙しい現代人にとっては、なかなか難しいのが現実です。また一回のカラー施術だけでも安くない料金がかかってしまうので、お財布的にも厳しいもの。自宅で簡単にムラなくキレイに染められる方法があれば嬉しいですよね。

そこで今回はプロの技術がなくても、自宅で簡単に白髪染めをする知識や方法について詳しくまとめてみました。

 

1. 美容室でキレイに染められるのはどうして?

「美容室ではキレイに染めてもらえるのに家ではムラになってしまう・・・。」
「自分で染めたら思っていた色にならない・・・。」
白髪染めに限らず、そんな経験をしたことがあるという人は多いですよね?

「プロの美容師さんだから」というとそれまでかもしれませんが、そもそも美容師さんはどうしてキレイに染めることが出来るのでしょうか?その理由は、美容師さんが染毛のメカニズムを理解し正しいカラー剤選びをしているから。

わたし達の髪の表面にはキューティクルと呼ばれるウロコ状の保護膜のようなものがあります。カラー剤を塗布した際に、カラー剤に含まれるアルカリ成分がこのキューティクルを開き、毛髪中のメラニン色素を脱色し、思い通りの髪色へと変色させています。白髪は、このメラニン色素が少なくなってしまっている(またはなくなっている)状態。髪の毛の特徴がそもそも違うわけですから、均一に染めるのも難しくなってしまうのです。

美容師さんはこういった髪の毛による違いをよく理解し、カラー選びや染め方を工夫してくれます。つまり、髪の毛や染毛への理解がそのままプロによる施術とホームカラーでの仕上がりの違いになってしまうのです。

しかし、染毛のメカニズムを理解し正しいカラー剤選びや施術方法を行うことで、ホームカラーでもプロによる仕上がりに近づけることが可能になります。ここで詳しくチェックしていきましょう!

2. 白髪染めはもともとの髪に合わせてカラーを選ぼう!

自宅で染めたカラーの場合、想像と違う仕上がりになってしまうという事が起こりがちです。パッケージの裏側に書いてあるカラーはあくまで見本で、その通りには中々染まらないからです。

まずは仕上がりをしっかりとイメージし、「今の自分の髪はどのような状況なのか」を理解することが大事になります。

カラー選びの注意① 仕上がりをイメージする

一口に白髪染めといっても人それぞれ理想とする仕上がりがあります。少し明るめの色にしたかったり、赤みがかった色味にしたかったりと自分の好みも大事にしたいですよね。

そこで、まず押さえておきたいポイントとして白髪の量によって仕上がりの色味が変わるということです。

例えばブラウン色の7トーンを選んだとします。黒髪の割合が多い頭髪の方は想定通りの仕上がりをイメージできますが、白髪が多くを占める頭髪の場合は「白みがかったブラウンの8トーン位のイメージ」で想定しなくてはなりません。

白髪が多ければ多いほど色味・トーンが明るくなるということを意識しましょう。

カラー選びの注意② 髪質によっても調整が必要!

髪質もカラーの仕上がりに影響を与えます。一般的に髪の毛が硬くて太い人は仕上がりが赤っぽくなりやすいので、レッド系やオレンジ系の色味を選定すると似合いやすいでしょう。逆に髪質が細く柔らかい方は仕上がりが黄色っぽくなりやすいので、アッシュ系の色味を選定することをお勧めします。

また、クセの強い髪質の場合、仕上がりが若干明るくなる傾向があります。髪の中の成分バランスが直毛と比べて微妙に違う為、仕上がりが痛んだように見えやすいので注意が必要です。

髪色×髪質!発色の傾向と選び方

上記のように、同じカラー剤を使用しても、髪の状況によって結果が変わります。それでは、具体的にどのような髪色&髪質だとどのような髪色になりやすいのでしょうか?また、それぞれの髪ごとのおすすめのカラーは?そんな傾向と対策をまとめてみました。

黒髪が多く白髪が少ない×固毛の場合
白髪に比べて黒髪の割合が多く毛質の固い人は、仕上がりが赤っぽくなりやすい傾向があります。そのため、レッド系やブラウン系のカラーを選ぶのがおすすめです。仕上がりのなじみがよく、8トーン程の明るい色にしても多少の白髪はカバーすることができますよ。白髪染めでも明るい色を楽しみたい方にはもってこいです。
また、毛質の固い方は柔らかい毛質の方に比べて、色が入りにくく抜けにくいといわれています。髪にかかるダメージの事を考えて、色落ちのしづらい色味を使いたいですよね。

黒髪が少なく白髪が多い×固毛の場合
黒髪に比べて白髪の割合が多く毛質の固い人は、白髪が染まりにくくイメージよりも暗く仕上がってしまう傾向があります。そもそも色が入りにくいということもありしっかり染めようと黒っぽい色味を選びがちですが、こういう人の場合は仕上がりイメージよりも1トーン明るめの赤っぽい色味を選ぶとキレイに仕上がります
しっかりした髪の人はもともとの赤味が出やすいので赤系の色味を使うとキレイに仕上がります。また、明るさを1トーン上げる事で白髪と黒髪のなじみがよく、思ったより暗くなってしまう事も回避できます。

黒髪が多く白髪が少ない×柔毛の場合
白髪に比べて黒髪が多く毛質が柔らかい人は、仕上がりが黄色っぽくなりやすい傾向があります。また、イメージよりも明るくなりやすいため、1トーン暗めのオレンジ系のカラー剤がおすすめです。1トーン暗くすることで白髪と黒髪のなじみもよく色味もサンプル通りに仕上がりやすいです。
ただし、柔らかい髪質の人の場合、色が抜けやすいので何度もカラーを繰り返す事で髪へのダメージが蓄積しやすくなってしまいます。髪へのダメージがかかりにくいヘアマニキュアや、カラートリートメントなど、頭皮や毛髪への負荷が少なく、繰り返し使用することで色が定着するようなカラーをおすすめします。

黒髪が少なく白髪が多い×柔毛の場合
黒髪に比べて白髪が多く毛質の柔らかい人は、白髪が染まりやすく全体の仕上がりがイメージよりも明るくなる傾向があります。落ち着いたイメージで白髪もしっかりと染めたい場合は想定よりも1トーン暗めのオレンジ系やアッシュ系の色味を選ぶ事をおすすめします。
毛質の柔らかい人は仕上がりや色落ちした後に黄色味が強く出やすい傾向があるので、オレンジやアッシュ等の黄色系を選ぶ事によって、白髪も黒髪もキレイになじませることができます
また、柔らかい髪質の方の場合、色が抜けやすい為、カラーの頻度が多くなり、髪へのダメージで悩んでいる人も多いと思います。そんな方はヘナカラーやヘアマニキュアなど、比較的髪への負担が少ないカラーもおすすめです。

髪の毛をイメージ通りに染めるには、事前に今の髪の状況を見極めることが大事。

でも、髪の毛は日々のストレスや食生活など外的要因により変化するもの。白髪も同様に日々の生活で増えたり減ったりすることがあります。今の黒髪と白髪の量や毛質の状況を把握し、状況にあわせて対策するようにしたいですね。

2. 意外と知らない?自宅カラーでもサロンカラーを実現する方法

カラーの施術はやってみると意外と難しいですが、美容室でのカラーはどうしてキレイに仕上がるのでしょうか?

普段、美容師さんたちが意識しているポイントを押さえて、自宅でもムラなくキレイなカラーを目指しましょう!

①カラーや放置時間は髪質に合わせて変える

同じカラー剤でも髪質によって色の入り方が違うため、塗布した後に放置する時間も髪質によって変える必要があります。

基本的に太くて固い髪質の方の場合は色が入りにくいため放置時間を長めにとり、じっくりと色を入れていく必要があります。逆に細くて柔らかい髪質の方の場合は色が入りやすいため、通常の放置時間だと明るくなりすぎてしまうため細目にチェックをしながら放置する必要があります。

その他にも髪のダメージ具合を見極め、根本付近と毛先で放置時間を変えるなど少しの工夫で仕上がりが変わります。

②液剤は染まりにくい場所から塗布

頭部はポイントによって体温が微妙に異なります。カラー後の色ムラによる失敗はこの頭部の温度差が大きく影響しています。

体温によって薬剤の進行具合も変わりますので、全体染めをする場合は、体温の低い「もみあげ」「襟足」「ロングヘアの場合の毛先」から先に塗布をし、次に「こめかみ」「頭頂部」「地肌に近い部分」を塗るという工程で結果的な放置時間にタイムラグをつけることが大事です。特にトーンが高くなればなるほど、根本付近の色が明るくなりやすいので、注意が必要です。

③染まりにくい場所にはたっぷりつける

白髪は人によって密集しているポイントがあると思いますが、特に顔回りは白髪が密集しやすく目立ちやすいので塗り残しがないようにしっかりと染めたいですよね?

もともと黒髪に比べて色が入りにくい白髪をしっかりと染めるには、このようなポイントに薬剤をあらかじめ多く塗っておき、全頭を塗り終えた後に残った薬剤を更に塗っておきましょう。薬剤の塗布量が多ければ薬剤の浸透率も上がるので白髪の部分には効果的な方法です。逆に根本付近に多くの薬剤を塗布すると、明るくなってしまい、色ムラができてしまうので注意が必要です。

④温かい部屋で染める

カラーは温度によって染毛効果が変わると前述しましたが、同じ理由で室温も影響を与えます。

基本的に市販のカラー剤は室温20℃~30℃の室温での施術を想定しています

これよりも低い室温の場合、染毛効果は小さくなり染まりにくくなったり、いくら時間を置いても染毛されなかったりという障害が起こりえます。逆に室温が高すぎることで、必要以上に明るくなりすぎる事がありますので、カラーをする前の準備として室温にも気を使っておきましょう。

⑤ラップで頭部を一定の温度にする

カラー剤は1剤の染料と2剤の過酸化水素水を混ぜ合わせてから30分で、化学反応による染毛効果が失われます。

確実にイメージ通りの仕上がりにするためには、20分くらいでカラー剤を塗布し終え、頭部全体をラップで巻いて温めることをおすすめします。染料は温められることによって染毛効果が高くなり、30分の間に十分な効果を発揮してくれます。

ラップを巻いた後にドライヤーをかけるのも効果的ですが、結果的に色ムラを招くリスクがあるので上級者向け。自分の体温でじっくりと温めた方がキレイに染まりやすくなります。

3. ホームカラーでもサロンのような仕上がりに!

白髪は一度気になってしまうとずっと染め続けたくなるもの。美容室に行けばキレイに染められるということは分かっていても、経済的な面や現実の忙しさを考えると「なかなか通えない」という人は多いですよね?

実は2013年の花王の調査によると、自宅で白髪染めをするという女性は全体の46%もいるそう。そのうち約半数はサロンカラーとホームカラーを使い分けていますが、残りの半数は自宅での白髪染めだけを続けているようです。ホームカラーは全然珍しい事じゃないんですね。

今はホームカラーがだれでも上手にできる薬剤も売られています。自分の髪のことをよく理解して正しい知識のもと薬剤選びをすれば、自宅でもサロンのような仕上がりにすることも可能です。経済的でお手軽なホームカラー。ぜひうまく活用していきたいですね。

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